The Koenigsegg Jesko Absolut

ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュートが発表されました。アブソリュートはケーニグセグ史上最速のロードカーであり、今後においてもケーニグセグはこれ以上速いロードカーを作らないことを宣言しています。創業以来、常に“最高速”の世界を追求し続けてきたケーニグセグにとって、アブソリュートはまさにひとつの節目となるモデルです。

ジェスコの購入を検討されるお客様は、ジェスコ・アブソリュートと、2019年に発表されたよりトラック(サーキット)指向のジェスコ、そのいずれかのバージョンから選択することが可能となりました。

ジェスコ・アブソリュートのボディを構成する表面要素は、超高速域での走行安定性を高めながら、空気抵抗によるドラッグやその周囲で起きる乱流を低減するために設計されています。ジェスコ・アブソリュートは、トラック(サーキット)に特化したバージョンであるジェスコをよりシームレスに、そしてより控えめにした流線的なデザインが特長です。

ジェスコ・アブソリュートの空気の流れに対する抗力係数はわずか0.278Cdです。1.88㎡のフロント投影面積は、最小でも1600bhpのパワーレベルとの組み合わせによる空気抵抗に対して、ケーニグセグの歴代モデルも含めたそれ以前の他のどのモデルよりも驚異的な効力を発揮し、未知なる領域での最高速度を実現するのです。

実際の最高速は現状ではまだ計測されてはいませんが、ケーニグセグが実施した高度な解析によるシミュレーションを見れば、アブソリュートの最高速度が信じられないほどの領域にあることだけは、疑いようのない事実だと言えるでしょう。

Design and Aerodynamics

ジェスコ・アブソリュートは、空気の流れをより効率的なものとする特徴的なロングテール形状のリヤボリュームを追加すると同時に、ボディの表面を可能な限り滑らかにすることで、空気抵抗の要因を徹底して排除しました。

ジェスコの進化版とも言えるジェスコ・アブソリュートの設計とエンジニアリングには、5000時間以上が費やされました。さらに、流体力学(CFD)と空力解析の作業だけでも3000時間以上が投資されているのです。CFDのチームは、当初の目標だった0.28Cdよりもさらに低い抗力係数0.278Cdを達成するために、途方もない時間を費やしてボディの隅々まで入念に設計を施したのです。

ジェスコ・アブソリュートのエクステリアで最も特徴的な部分。それはジェスコから取り外した巨大なリヤウイングです。ウイングはダウンフォースと抗力を低減するために取り外され、ダウンフォースそのものは1400kgから150kgにまで落とされています。

そしてリヤウイングの代わりに、アブソリュートには高速走行時の安定性を高めるために設計された2つのリヤフードフィンが装備されました。

さらに、ジェスコには装着されていたフロントスプリッターとサイドウィングレットも取り除かれ、フロントホイールのルーバーはより滑らかな形状のものに交換されています。空気の流れがボディの上、下、そしてその間を貫通するように、あらゆる部分での空気抵抗の低減を分析し、最適化されているのです。

ジェスコ・アブソリュートのボディ形状は、ドラッグを最小限に抑えることを念頭に置いて見直されています。そのためにジェスコに比べてボディ形状がより長く伸びやかなものに変更されました。後端に向かってボディ曲線が絞られるティアドロップ型の形状が特徴的です。ジェスコ・アブソリュートのリヤエクステンションは、トラック(サーキット)に特化したジェスコよりも85mm長くなり、乱流を防ぐためにディスパッチされたリヤホイールも、エクステリアの印象を大きく変えています。

Aerodynamics

ジェスコの進化版とも言えるジェスコ・アブソリュートの設計とエンジニアリングには、5000時間以上が費やされました。さらに、流体力学(CFD)と空力解析の作業だけでも3000時間以上が投資されているのです。CFDのチームは、当初の目標だった0.28Cdよりもさらに低い抗力係数0.278Cdを達成するために、途方もない時間を費やしてボディの隅々まで入念に設計を施したのです。

ジェスコ・アブソリュートでは、トラック(サーキット)バージョンのジェスコに装備されている巨大リヤウイングが取り除かれました。

トラックバージョンでは1400kgあったダウンフォースが、ジェスコ・アブソリュートでは150kgにまで減少しています。リヤウイングの代わりに2つのリヤフードフィンを採用することで、超高速域での走行安定が担保されています。また、トラックバージョンが持つ高圧のダウンフォースゾーンを減らすことで、空気の流れがより合理化されています。 エアロダイナミクス図で見ると理解できるように、空気の流れに対するピークプレッシャーエリアはフロントラジエターにあります。そして、それ以外の部分ではダウンフォースが大幅に減少していることが見て取れます。

また、ジェスコ・アブソリュートには、フロントスプリッターとウイングレットの流線型化、フロントルーバーのスムーザー化、取り外し可能なホイールカバーの追加など、空気抵抗に対するさらなる改良が加えられています。そのすべての仕上げは、空気の流れがよりスムーズなものとなるように、可能な限り滑らかな表面形状で構成されています。

エンジニアとデザインチームは、ケーニグセグの象徴的なビジュアルを維持しながら、理想的な空気低抗力数値を達成するために、互いに手を携えて取り組んできました。

ジェスコ・アブソリュートのために、ジェスコのフォルムとデザインは効率的な空気の流れを可能な限り考慮して見直されました。より高い領域に向けたトップスピードを達成するために、最初に考慮したのは、リヤで発生する空気の流れを可能な限り直線的にすることでした。そのためには、ティアドロップ形状でボディ形状をより長くする必要がありました。ジェスコ・アブソリュートのエアロテールは、ジェスコよりも85mm長くなり、リヤセクションに全く新しい印象をもたらしました。

ジェスコ・アブソリュートのプロジェクトでリードデザイナーを務めたマルチェロ・ラエリは、「アブソリュートのデザイン作業は、ボディのリヤセクションにおける視覚的な滑らかさの必要性を世に提案できる、とても素晴らしい機会でした」と語っています。 デザインチームとエンジニアは、アブソリュートに求められる空力要件を満たすために、常に効率的に作業を行いました。マルチェロは、「ドラッグの原因となる要素を取り除き、リヤセクションの形状を合理化した結果、ジェスコ・アブソリュートはジェスコよりもさらに印象的なデザインになりました」と自らの仕事の成果を評しています。

そして、「ジェスコ・アブソリュートのボディ形状には一切の継ぎ目がなく、とことん滑らかで、まるで陸上のロケットのようだ」とマルチェロは結論づけています。

テスト環境やさまざまな気象条件などにも大きく左右されますが、ジェスコ・アブソリュートの最高速度がかつてない領域に達することは確かです。ケーニグセグには、いつでもそのカテゴリーでのトップを獲る準備ができているのです。

A re-designed fuel injection system

さらに、燃料噴射システムも再設計されています。エアレーションが追加されたことでシリンダーが効率的に冷却され、その結果として燃焼がクリーンになり、最高出力域でのエンジンへの負担も軽減されました。

V型8気筒ツインターボ・エンジンのシリンダーには、世界初となる量産用個別シリンダー内圧センサーシステムが搭載されています。これにより、ケーニグセグが自社で設計・生産するエンジンマネジメントシステムは、各気筒を最大限の効率で監視・作動させ、究極の柔軟性と制御を実現しています。 こうした革新的な取り組みと技術的な改善点の組み合わせにより、エンジンのレヴリミットは8500rpmにまで引き上げられ、E85燃料を使用した場合の最高出力は1600bhpまで向上しました。なお、通常のガソリンを使用した場合は、1280bhpの最高出力(トルクは1500Nm)を発生します。

ジェスコとジェスコ・アブソリュートには、ケーニグセグ史上最もパワフルな内燃機関エンジンが搭載されています。同時に、ホモロゲーションされた市販車の歴史の中で、これは最もパワフルな内燃機関と言えるのかもしれません。

Dual-mode shift

LSTには、シングルインクリメント・ギアチェンジとUPODギアチェンジ(マルチジャンプ・ギアチェンジ)の2つの手動変速方法が搭載されています。

目的のパドルまたはセンターシフターを最初のノッチまで押すと、トランスミッションは瞬時に1つのギアを変更します。その最初のノッチを超えてパドルまたはセンターシフターを押すと、トランスミッションが次の最適なギアを直接選択します。トランスミッションのインテリジェントUPODシステムは、最適なギアを瞬時に検出し、そのギアを作動させます。


Flexible shift

現代のスポーツカーを所有するドライバーは、ステアリングホイールに取り付けられたパドル操作に慣れており、ステアリングホイールの後ろにあるデュアルノッチのパドルを使ったギアシフトに違和感を覚えることもないでしょう。さらに、ジェスコは同じデュアルノッチ操作を備えたショートストロークの「スティックシフト」も搭載し、昔ながらのコンベンショナルなシフト操作を好む層にも対応しています。

ACTIVE ENGINE MOUNTS

ジェスコに採用されているエンジンマウントは、既存のレジェーラから継続して採用されたものであり、低速域でのリラックスした走りを実現するために設計されたアクティブエンジンマウントです。

一般的な制限速度で走行する際にはマウントはソフトな状態を保ち、エンジン音や振動を遮断します。一方でサーキットなどでの全開走行時には、マウントがより強固に変化してエンジン。レスポンスを最大限の状態で発揮させるのです。その効果は直感的なものであり、一瞬にしてリラックスした状態からアクティブな状態へと変化します。

NEW WHEEL DESIGNS

ジェスコでは、鍛造アルミニウムとカーボンファイバーの2つのデザインのホイールが選択可能です。どちらも可能な限り軽量に設計されており、カーボンホイールは超軽量のオプションとなっています。

フロント、リヤともに、そのサイズはアゲーラのホイールよりも大きくなっています。それでいて、カーボンホイールの重量スペックに目を向けると、21インチ×12Jサイズのリヤで8.4kg、20インチ×9.5jのフロントホイールで6.7kgと、非常に軽量です。

軽量化されたホイールはバネ下重量を最小限に抑えることに役立ちます。また、より速い加速、より優れたブレーキング、そして、より反応の良いコーナリングを可能にします。

ホイール径が拡大されたデザインは、ホイールサイズに見合った最適な強度と軽量化を維持しながら、より大きなブレーキディスクと、より効果的なブレーキ冷却を可能にします。

CLASS-LEADING GRIP

ジェスコとジェスコ・アブソリュートのホイールには、ミシュラン製のパイロットスポーツカップ2タイヤが標準装備されています。ミシュランの全く新しい「パイロットスポーツカップ2 R」は、ドライ走行時限定でのオプションとして設定されています。

パイロットスポーツカップ2 Rは、ミシュランの最新の高性能タイヤです。新世代の混合物を採用することでサイドウォールの強度を高め、新しいトレッドパターンは標準のカップ2タイヤよりも、10%大きな接地面積を実現しています。

ミシュランのトラック(サーキット)テストによると、カップ2 Rのラップタイムは、標準的なカップ2を装着した車両がエンジン出力を10〜30%向上させた場合と同様に向上することが立証されています(注:車両の状態や特性により異なる)。

ケーニグセグはミシュランとの密接な協力体制を構築しており、顧客に対して独自の優れたオンロード性能を提供しています。新しいミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2 Rは、ジェスコの新しいエンジン、ギアボックス、シャシー、エアロダイナミクスパッケージを完璧に補完するものです。

TRIED AND TRUE, LEARNED FROM EXPERIENCE

これらの新技術は、20年以上にわたって車両性能を最先端の技術で鍛え上げた、ケーニグセグの既存のシャシーダイナミクスパッケージをより完璧に補完するものです。

ケーニグセグではハイパーカーのカテゴリーにおいて最長となる、フロントとリヤのウィッシュボーンを使用しており、これは一般的なロードカーというよりもフォーミュラ1マシンに近いものです。軽量なハウジングに収められた大型ホイールベアリングが、応答性と安定性を比類のない領域で両立させています。

アジャスタブル・ダンパーは、スウェーデンのサスペンション・スペシャリストであるOhlins社が製造し、エンゲルホルムにあるケーニグセグの工場で新しい電子機器を使ってカスタマイズされています。車高調整機能は、バンプとリバウンドの双方の減衰力を電子的に調整することができ、スプリング比や車高調整はもちろん、サスペンション管理モードもドライバーの指先で任意に設定が可能です。アジャスタブルダンパーを装着することで、ケーニグセグ独自のトラクション&スタビリティコントロールプログラムを完璧に補完し、究極とも言えるダイナミックなパフォーマンス、安全性、そしてコントロール性までを実現します。

ケーニグセグは1994年の創業からの25年間で、最高速、そしてサーキットでのラップタイムの双方において数々の記録を塗り替えてきました。ジェスコはその血統を受け継いで設計されており、特にサーキットでは、パワー、エアロダイナミクス、シャシーダイナミクス、そして革新のテクノロジーの組み合わせが、今後、何年にもわたってハイパフォーマンスドライビングの新たな基準を打ち立てていくことでしょう。

SmartClusterには、タコメーター、スピードメーター、パワー、ブースト、ギア選択、ドライバー警告ランプなどの重要な情報が円形の中央ゾーンに配置されています。そして、中央のゾーンの外側には、燃料レベル、燃圧、油圧、温度のゲージが配置されています。

WSmartclusterの画面はステアリングホイールと連動して物理的に回転しますが、中央のゾーンとその中の重要な情報は常に水平に保たれています。これにより、情報が常に読みやすく表示されるのです。画面がステアリングホイールと一緒に回転することで、ステアリングホイールを回してもスポークで画面が見えなくなることはありません。

9インチのSmartCenterタッチスクリーンは、さまざまなインフォテイメントや制御システムをコントロールすることができます。ドライバーと同乗者はSmartCenterを使用して、自動化された気候制御システム、オーディオ、ナビゲーションシステムを操作することが可能となります。

SmartCenterは、トラクションコントロール、ESP、タイヤ空気圧モニタリングなど、さまざまな車両設定やモニタリング画面のインターフェースとしても機能します。ドライバーが操作方法を知りたい場合は、システムにインストールされているオーナーズマニュアルの電子版を参照することができます。

SmartCluster、SmartCenter、SmartWheelを駆動するソフトウェアは、Qt Professional Servicesのサポートを受け、ケーニグセグが自社開発しています。開発に使用したアプリケーション開発フレームワークは、Qt CompanyのQtを使用しています。すべてのシステムは、ケーニグセグ・クラウドを介してワイヤレスで更新することができます。

ANALOGUE-G

SmartCluster の画面がステアリングホイールに直接配置されたことで、メインダッシュボード上のスペースが解放されました。ケーニグセグは、このスペースに設置できるアナログGフォースメーターを開発しました。

手作りの高精度アナログGフォースメーターは、クロノグラフをイメージした美しいベゼルに収められており、運転席側と助手席側のダッシュボード上部に設置されています。グラデーションスケールは、車体とベゼルの両方の角度を考慮して調整されています。振り子と針は、車体の挙動を魅力的に視覚化するようにデザインされています。

それは現代的でありながら、どこか美しいオールドスクールな雰囲気を表現しています。

FUNCTIONAL BEAUTY

ケーニグセグ独自のインテリアの雰囲気には、常にテクノロジーとラグジュアリーが融合しています。豊かな素材と伝統的な職人技に現代的な利便性が融合し、それらが妥協することなく、美しいドライビングの世界観を提供します。キャビンはモダンでエレガントでありながら、リラックスしたクルージングからハイパフォーマンスなスポーツドライビングのモードへと、いつでも簡単に切り替えることができます。

ジェスコのインテリアは、ケーニグセグの新しく強固なカーボンファイバー製大型モノコックの恩恵を受けており、足元とヘッドルームの広さ、後方視界の拡大、さらには大きなカーブを描いたフロントガラスの効果で、より一層の開放感を実現しています。

軽量化されたルーフを取り外せば、この自由な空気感はさらに高まり、ジェスコは洗練されたスポーティなクーペから日差しを目一杯浴びることのできるロードスターへと生まれ変わることさえできるのです。

SPECIFICATIONS

Engine
  • Koenigsegg twin turbo aluminum 5,0 L V8, 4 valves per cylinder, flat-plane crankshaft, double overhead camshafts, dry sump lubrication
  • Compression: 8.6:1
  • Bore: 92 mm Stroke: 95.25 mm
  • Sequential, multipoint fuel injection with individual cylinder pressure sensors and back pressure sensors
  • Closed loop individual combustion and lambda control, twin ceramic ball bearing turbo chargers with Koenigsegg response system.
  • 1.7 bar boost pressure (2.2 bar with E85)
  • Dry sump lubrication. Carbon fiber intake manifold with optimized intake tracts
  • Tig-welded ceramic coated 0.8 mm wall thickness Inconel exhaust system manifold with merge collector
  • Total engine weight: 189 kg

ENGINE MANAGEMENT

  • Koenigsegg Engine Control Module
  • Flex fuel capability (optional)
  • High power coil-on-plug ignition system

OUTPUT

  • Gasoline: 955 kW (1280 bhp) at 7800 rpm, redline at 8500 rpm.
  • E85: 1195 kW (1600 bhp)
  • Torque: 1000 Nm from 2700 to 6170 rpm
  • Max torque: 1500 Nm at 5100 rpm
Transmission
  • Koenigsegg 9-speed Light Speed Transmission (LST)
  • Koenigsegg Electronic Differential (KED)
  • Koenigsegg Gearbox Control Module (KGCM) with Ultimate Power on Demand (UPOD)
Aerodynamics
  • Rear hood fins for high-speed stability
  • Long tail
  • Dished rear wheels
  • Front underbody flaps to reduce drag and control ride height
  • Drag: 0.278 Cd
  • Total downforce: @ 250 km/h – 40 kg, Maximum – 150 kg
Chassis
  • Carbon fiber monocoque with aluminium honeycomb and integrated fuel tanks
  • Monocoque torsional rigidity: 65,000 Nm/degree

BODY

  • Two-door, two seater with removable hardtop (with roof storage)
  • Body made from pre-impregnated carbon fiber/kevlar and lightweight sandwich reinforcements
Handling

STEERING

  • Rack and pinion power assisted steering
  • Active rear wheel steering
  • 2.9 turns lock-to-lock
  • Turning circle: 11 metres

SUSPENSION

  • Double wishbones, carbon fiber rear upper wishbones, electronically adjustable gas-hydraulic shock absorbers and pushrod operated
  • Triplex dampers front and rear
  • Electronically adjustable ride height

ELECTRONIC STABILITY CONTROL

  • Koenigsegg Electronic Stability Control (KES)
  • 3 settings: Wet – Normal – Track

TRACTION CONTROL

  • 3 settings Wet – Normal – Track
Wheels
  • Lightweight forged aluminium wheels with centre locking
  • Optional: Koenigsegg Aircore™ super-light carbon fibre wheels with centre locking
  • Front: 20” x 9.5”
  • Rear: 21” x 12”

TIRES

  • Standard: Michelin Pilot Sport Cup2
  • Option: Michelin Pilot Sport Cup 2 R
  • Front: 265/35 – 20
  • Rear: 325/30 – 21
Dimensions
  • Total length: 4845 mm
  • Total width: 2030 mm
  • Total height: 1210 mm
  • Ride Height: 70-100 mm front, 75-100 mm rear
  • Front lifting system activated: +50 mm
  • Wheelbase: 2700 mm
  • Fuel capacity: 72 liters
  • Luggage compartments: 100 L front, 50 L rear
  • Dry weight: 1290 kg
  • Curb weight: 1390 kg
Equipment

SAFETY

  • 4 smart airbags
  • Power assisted brakes, carbon ceramic brakes with Sport ABS
  • KES (stability)
  • Digital warning and info system, tire pressure monitoring system
  • Koenigsegg safety cell with integrated crumple zones
  • Reversing camera.

COMFORT AND CONVENIENCE

  • Detachable hardtop with lightweight roof (with roof storage)
  • Power windows, adjustable pedals and steering column
  • Front/rear hydraulic lifting system
  • Leather or alcantara interior with custom contrast stitching, carbon sport bucket seats with memory foam
  • Power steering, active rear wheel steering
  • Digital audio system, USB connection, inductive phone charging
  • Climate control
  • Digital owners manual on-board
  • G sensor
  • Alarm, Koenigsegg shield alarm fob
  • Roof storage bag, car cover, Koenigsegg car charger
  • Autoskin electro-hydraulic operation of hoods and doors
  • ‘Bird’s eye’ view parking assistance, front and rear parking sensors, proximity protection system for automated door openings.

All data is provisionary.